自分でできるリワークプランをご提案します
比較的長期に休業していた方が、再び働き始める前に、復職のために準備を行う「リハビリテーション」のようなものです。
公的には障がい者職業センターなどで実施されています。現在は個人で申し込み可能で、本人が相談して主治医の意見書を提出して開始します。精神科病院やクリニックでも受けられますが、医療機関での自己負担は通常の外来より高くなります。自立支援医療申請により負担が3分の1になります。
オフィスワーク類似作業・パソコン入力・認知行動療法・自己主張訓練・ミーティング・体操スポーツ・社会技能訓練などを、午前午後に分けて実施します。
施設でリワークを行わない方、または「復職前に準備したい」「意欲が回復しない」方向けの、自分でできるプログラムです。以下に段階的なステップをご紹介します。
自宅療養で外出が困難になりやすいため、カフェから始めることをお勧めします。無関心な人目がある環境が重要です。週1回の午後訪問から開始し、徐々に回数を増やしていきましょう。
カフェの回数を増やし、午前中への移行を進めた後、図書館の利用をお勧めします。運動や通勤練習にもなります。居心地の良い場所を複数見つけることが大切です。
まず「見る」ことから始め、見出しや興味のある記事を流し読みして活字に慣れましょう。慣れてきたらコラムの読書へと進みます。
起床時間を調整し、通勤可能な時間帯に起きるよう生活リズムを整えます。復職1〜2週間前に会社周辺まで足を運んでみましょう。気分の悪化や不安が強い場合は、さらに1ヶ月の準備期間が必要です。
店員との会話練習により接客スキルを学び、会話パターンを振り返ることが有効です。複数の店舗を訪問して営業体力を養成しましょう。復職前には午前午後それぞれ2時間の会話能力を目指します。
治療の改善には、規則正しい睡眠リズムの確保が不可欠です。
最低6時間、できれば7〜8時間の睡眠を確保しましょう。朝日を浴びることで体内リズムが整い、回復を助けます。